プロフェッショナルファウル溝ノ口支部長、渡辺キョウスケが、
陰ながらPFを応援するべく、様々なアイデアを乱れ撃ち。
仲間に流れ弾が当たってもお構いなしの精神で。

2017年11月13日

vol.19『このいえいいいえ いえいえいいえ』を考える@

『後方支援はまかせろ』
6年ぶりの復活!!


という訳で、ワタクシ、渡辺キョウスケが茨城に戻って終了したこの『後方支援〜』、約2年ぶりのPF本公演『このいえいいいえ いえいえいいえ』宣伝のために期間限定で復活します!

初めての通し稽古の後、『このいえ〜』の作・演出で、PFの代表でもある又吉知行に、今作についてインタビューを敢行!

同じ劇作・演出を行う身として、色々聞きたかったこともあって、1時間以上のインタビューになってしまいました(汗)公演本番日まで数回に分けてUPしていきたいと思いますので、どうぞお付き合いください!


(インタビュー 2017/11/09 稽古後)

―まずは通し稽古お疲れ様です。

又吉:お疲れ様です。

―どうでした、今日の通しは?

又吉:まあ、今の段階での通しだから、クオリティというよりは、課題が見つかりやすいように、各々がどれくらい出来てるかっていうのを、漠然とじゃなくて、一回目やってみて、っていうのでの確認と。あとは、改めて、話の流れというか、この展開のあとにこれがあるから、こういうテンションで、感情で、っていうのに気付ければいいな、っていうのの、試しの通しって感じだったんですけど。

―今後、あれをどういう感じに持って行きたいっていうのは?

又吉:やっぱり、お互いの役同士の・・・、会話劇も会話劇なんで、その真意みたいな、本音ばっかり言うようなヤツじゃないから、その駆け引きというか、言葉のニュアンスとかがぶつかり合った、言葉でのやり合いというか、それが芳醇だったらいいなと思うんですけど。

―今回、過去作と比べると、比較的オーソドックスな会話劇ですよね。

又吉:そうですね。今までで一番・・・言い方合ってるか分からないけど、地味?(笑)突飛な事件というか、派手なことも起こらない感じの。

―特に前半は、全然、日常であり得る範囲のやりとりというか。何というか、すごく地に足のついた感じがしたんですけど(笑)

又吉:(笑)

―最近、ここ2、3年は、オーソドックスな一幕劇だったり、話としてもシンプルにコメディ、ていうのが続いている気がするんですけど、そういう方向に行こうと思ったいきさつというか、興味の方面がそっちに向いたのは、何故?

又吉:あー・・・昔はもっとプロットの段階で、突飛なものが組み合わさって、行きつく先はどうなるか?みたいなのが面白かったんですけど、最近は、お互いのちゃんとしたやりとりが面白かったら、それはそれが楽しいな、と思ったから、どっちかというと、プロットの派手さを意識するっていうよりも、ちゃんと会話の応酬とかを・・・あと、歳取ったからか、感動モノがより好きになってて。

―ああ、シンプルに良い話、最近多いよね。

又吉:うん、良い話作るのが楽しいなっていうのもあって。だから、どっちかっていうと、そっちなのかもしれない。

―今回は内容的にも、夫婦の会話とかをやってて、本当に生活感のある話だなと思って(笑)

又吉:(笑)そうだね。何かね、『バクマン。』で・・・。

―漫画のね。『ゲキマン。』じゃなくて(笑)

又吉:じゃなくて(笑)いただいた方のヤツで(笑)何かね、日常をドラマチックに描ける漫画家は最強だ、みたいなのがあって、そういうのに挑戦したい、っていうのがもしかしたらあったのかもしれない。

―事件性に頼らず、会話で進められる筆力を鍛えたい、みたいなこと?

又吉:そうだね。展開よりも、会話を書きたいっていう。

―なるほど。

又吉:あと、書くもの迷ってた時、能村に「今、迷ってるんだよね」っていう話をして、「そういえば、又吉さんのヤツで、ガッツリ会話劇みたいなの、オレやったことないんだよね」って言われて、ホンマや!ってなって、じゃあやろうか、っていうのが、最初のアクセルだった気がする。

―じゃあ、その辺で『透明人間の余罪』(仮チラシ時点での演目)もボツに?(笑)

又吉:(笑)

―アレは触りだけ聞いた感じだと、事件というか、謎みたいな部分がフックで話が進んでいく感じだったもんね。『真夜中のオーディション』みたいな。

又吉:そうだね、ミステリー系の。

―全然面白そうだったのに、何で変えたのかなと思ってたんだけど、そういう、プロットの面白さよりも、会話の面白さをやりたいっていうことだったのかな。さっきの能村君の提言もありつつ。

又吉:それもあるし、単純にプロットが手に余ったんだよね(笑)

―(笑)じゃあ、ゆくゆくは日の目を見るかもしれない?

又吉:膨らみ過ぎたんで、もう少し冷静に、これ要る要らないっていう判断が出来る距離感になった時には、ちゃんと作れるかなと。

―作品変わるってなって、全然間逆なのが来たなと思ったんだよね(笑)タイトルも含めて(笑)

又吉:(笑)まあね。

―でも今回、あらすじだけ聞いて、もっとふざけた、ドタバタしたコメディなのかと思ったら・・・まあ、ドタバタしてる場面も結構あるけど、思っていた以上に落ち着いた作品だから、これ宣伝する立場からしたら、そこ言っていかないといけないのかなと思ったりして(笑)

又吉:(笑)そうだね、肩透かし食らった、みたいになってもね。

―感触としたら、『スーパーツインズの苦悩』とかに近いかもね。

又吉:あー、もしかしたら。アレはもうちょっとくだけてるけどね。

―あと、一時期、一幕劇じゃない、『2P』の「さよなら もしくは またいつか」とか、『SHORT HOPE』の「エンドロール」とか、ああいう抽象劇もレパートリーとして加わったじゃないですか。

又吉:うん。

―で、どっちも良い話だったし、すごく評判も良かったように思うんですよ。

又吉:あー、何かね。有難い話で。

―でも、最近やらないから、何でかなーと。

又吉:まあ、ああいうのも近々やりたいとは思ってて。でも、前だったらやりたいことを節操無くやってたところを、最近は、こういう話だったらコレ、とか、話によっての出力の仕方が分かって来て、それによって分けてるところはあるかな。

―じゃあ、そういうのは今後もやるかもしれないけど、今回は会話劇をやるっていうモードだったと。

又吉:そうだね。

―久々に本公演で、PFのメンバーとやるからっていうのは関係してる?

又吉:どうだろう・・・でも、飛び道具的な役者が多いから、こういうストレート・プレイみたいなのを、ちゃんと出来たら、どうだ!っていう感じもあるし(笑)出来るんだぞ!っていうのを、久しぶりの本公演だし、見せたいっていう気持ちもありますね。

(つづく)

次回は、演出について聞いてみました。

それではまた次回。
アリーヴェデルチ!(さよならだ!)
この挨拶、久々!!


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posted by 渡辺 at 23:25| vol.19インタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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